こんにちは、しばたくです。
北京料理、そして中華料理を代表するメニューの
一つが北京ダックです。
私は北京に合計9年間暮らしました。
日本から家族や友人、仕事関係の人が訪れると、
北京らしい料理として北京ダックを食べに行くことが
よくありました。
北京には北京ダックの名店が数多くありますが、
日本人にもよく知られているのは
「全聚徳」と「大董」でしょう。
私も北京で暮らしていた頃、どちらにも何度も足を
運びました。
会社関係の会食では大董を利用することが多く、
家族や日本から来た友人を案内するときは全聚徳を
選ぶことがよくありました。
数ある北京ダック店の中でも、初めて北京を訪れた人を
案内する際、まず候補に挙がるのが全聚徳です。
この記事では、北京ダックの老舗、全聚徳について
ご紹介します。
北京ダックの老舗「全聚徳」
全聚徳は1864年に北京で創業しました。
160年以上の歴史を持つ北京ダックの老舗であり、
現在では中国国内だけでなく海外にも店舗を展開しています。
北京ダックを代表する存在として、
初めて北京を訪れる旅行者からも人気があります。
北京ダックの特徴と調理方法
全聚徳の北京ダックは、
その独自の調理方法である「掛炉」を使用する点が
大きな特徴です。
掛炉は、ダックを吊り下げて焼く技術で、
この焼き方は、全聚徳で受け継がれている
代表的な焼き方です。
焼き上がったダックは外見も美しく、
皮と肉のバランスが絶妙で、食べる人に満足感を
与えます。
北京市内の全聚徳おすすめ店舗
北京ダックを食べるだけなら、
北京以外の都市でも十分に楽しめます。
私も広州で何度も北京ダックを食べましたが、味に不満を
感じたことはありませんでした。
それでも、私が北京で全聚徳、特に前門店をおすすめする
理由があります。

前門は、北京の歴史を感じられる街です。
周辺には天安門広場や故宮があり、昔ながらの街並みを
歩くだけでも北京らしい雰囲気を味わえます。
もちろん、前門を散策するだけでも楽しめます。
しかし、私は「何か一つ目的がある旅」の方が印象に
残ると思っています。

前門の街を歩き、歴史ある全聚徳で北京ダックを味わう。
私にとっては、この二つが組み合わさることで、
単なる食事ではなく
「北京を体験した」
という思い出になります。
店内には「全聚徳 創業の店 1864より」と
掲げられています。
店に入ると、ここが160年以上の歴史を持つ老舗なのだと
自然に感じます。
前門店は全聚徳の創業店です。
歴史を感じる店構えでありながら、
店内は格式ばりすぎておらず、
大人数でも一人でも気軽に利用できます。

だから私は、初めて北京を訪れる方には、
前門観光と全聚徳での食事をセットで楽しむことを
おすすめしています。
北京ダックの注文のポイントと食べ方
北京ダックは、一羽だけでなく半羽(ハーフ)でも
注文できます。
一人旅や二人での旅行でも気軽に楽しめるので、
人数に合わせて注文するとよいでしょう。
北京ダックには決まった食べ方が一つだけあるわけでは
ありません。好みに合わせて楽しめるのも魅力です。
① 皮を砂糖につけて味わう
全聚徳では、焼きたてのパリパリとした皮だけを
白砂糖につけて食べる方法があります。
皮の香ばしさと砂糖のほのかな甘さがよく合い、
昔は北京の上流家庭の女性たちの間で好まれた食べ方と
いわれています。
② 一番一般的な食べ方
現在、最も一般的なのは、薄い皮(荷葉餅)に
北京ダックをのせ、甜麺醤(テンメンジャン)を塗って
包んで食べる方法です。
さらに、
- 長ねぎ
- きゅうり
- 大根
などを一緒に包むことで、
食感と風味のバランスが良くなります。
初めて北京ダックを食べる方には、この方法をお勧めします。

この写真は、私が一人で前門店に行った際に、
ランチで注文した内容です。
ハーフの北京ダックと野菜料理一品で十分
満足できました。
また、店内では、焼き上がった北京ダックを目の前で
切り分けてもらえます。
料理が仕上がっていく様子を間近で見られることも、
店舗を訪れる楽しみの一つです。

北京ダックの老舗「全聚徳」は、
長い歴史を持ちながらも、
初めての旅行者が立ち寄りやすい店です。
天安門広場や前門周辺の散策とあわせて訪れやすく、
天壇公園からもアクセスしやすい場所にあります。
北京を訪れた際は、前門散策とあわせて立ち寄って
みてはいかがでしょうか。

