柔術初心者、突然の道場閉鎖で感じたこと

北京生活

こんにちは。
しばたく@柔術初心者です。

今年で53歳、ブラジリアン柔術を通じて50代でも成長していきたいと思っています。

昨年末、私が柔術を始めた道場が閉鎖されるという大きな別れを経験しました。

しかし、その別れがあったからこそ、改めて柔術でつながる縁を感じています。

この記事では、突然の起こった道場の閉鎖に際して、私が感じたことをお伝えします。

突然の道場閉鎖

昨年末、通い慣れた柔術道場が突然閉鎖。

月曜日に館長から連絡を受け、火曜にはもう道場では練習できなくなりました。

北京では、コロナ期間中、数カ月に渡ってジムなどの人の接触のある施設は封鎖されました。

そして、数か月後、道場が再開されても、古いメンバーは帰ってこず、新しいメンバーも増えませんでした。

コロナ後も中国の景気は回復せず、北京から地方の地元に帰った若者が帰ってこなかったり、収入が減ったため、柔術練習のための費用を工面できなくなったためだと思います。

道場が閉鎖され、館長は皆に新しい道場を紹介してくれ、既に支払ったレッスン料も引き継がれるように手配してくれました。

初めての道場移籍

私は昨年末から、新しい道場に通うことになりました。

私が選んだ道場は、館長の師匠にあたる先輩がインストラクターをする道場。

また、その道場には、以前 一緒の練習をしていた、色帯の先輩も何人かいて、知り合いがいる心強さもありました。

以前の道場は、ほとんどが白帯で、私は古株でした。

しかし、新しい道場は、レベルが高く練習に来ている大部分が色帯です。

私が柔術を始めた頃の先輩も何人かいて、一気に自分が下手になった感覚になりました。

練習の強度も強く、移籍後数カ月 なかなか連続して練習に行くことが出来なくなっていました。

このままでは、「柔術が続かなくなってしまう」と不安に感じる中で、最終的にたどり着いた思いは、やはり「自分の弱さを受け入れる」ということでした。

言い換えれば、初心に戻ったことになりますが、ありのままの自分の弱さを受け入れて、一歩一歩上達することを目指そうと思えてから、柔術へのやる気が戻ってきました。

柔術で続く縁

以前の道場の館長は、浙江省の杭州という都市に引っ越し、柔術を教えています。

今でも館長とは連絡を取っていますが、いつか杭州に行って、また館長と練習することを目標に少しでも強くなっておきたいと思っています。

別れてしまった仲間とも、久しぶりに新しい道場で会うこともあります。

柔術を続けてさえいれば、またどこかで再開して、すぐ仲良く練習できます。

柔術で続く縁を実感しています。

この記事では、私が通い慣れた道場の閉鎖で経験した別れと、その別れがあったからこそ感じることが出来た、柔術で続く魅力についてお話ししました。

いつまでも、柔術を続けて行きたいと思っています。

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