マラソンの初心者が50代でも完走できた3つの工夫

北京生活

こんにちは。
しばたく@北京、50代の初心者ランナーです。

普段は北京でランニングをしていますが、2024年2月12日 一時帰国休暇を利用して、さいまたマラソンに参加しました。

その前に2023年12月10日に中国広州で、5年ぶりにフルマラソンに参加したのですが、35キロ時点でリタイア。20キロ以降は、身体中に痛みが走り、練習不足を実感しました。

こさいたまマラソンでは、6時間の制限時間内での完走のみを目指して走り無事完走。

結果は、5時間5分31秒。
5年前の自分のタイムを、8分短縮でき自己ベストも更新できました。

この記事では今回のフルマラソンで、心掛けて特に良かった3つのことをお伝えします。

フルマラソンでは自分のペースを守る

まず一点目は、フルマラソンでは、とにかく自分のペースを守るということです。

今回も、また十分な事前練習を出来ていなかったので、無理をせず自分のペースを守ることを徹底しました。

6時間フルで使っても、完走できれば良いと思っていましたので、普段自分がランニングで走っているペースで走ることを心掛けました。

私は普段時速9キロ、1キロを6分40秒位で走るので、時計で自分のペースを確認しながら、そのペースを守りました。

どんどん抜かされていくのですが、それは気にせず、自分を信じて周りを気にせず走ることを徹底。

結果は、20キロ過ぎまでは同じペースを維持することが出来ました。

とにかく、フルマラソンの序盤はゆっくりと走ることが重要です。
大会の雰囲気や、まわりのランナーの影響でペースが上がってしまいがちです。
普段、自分が練習で走っているペースを超えて走ると、後半失速してしまうので、特に前半は自分のペースで走ることが大事だと改めて実感しました。

ボランティアに感謝を表す

2点目は、ボランティアや沿道で応援してくださっている方に、感謝を伝えようとしたことです。

以前は、恥ずかしさもあり、全くボランティアの方とコミュニケーションをしていませんでした。

今回のフルマラソンでは、積極的に手を振ったり、感謝を伝えたり、できる範囲ですがコミュニケーションするようにしました。

ボランティアの学生が、ランナーに手を振ってくれているのに応えて、こちらも手を振ると、学生も気づいてくれて、さらに大きく手を振ってくれたり。

沿道で応援してくれている子供に手を振ると、にっこり笑ってくれたり。

不思議なもので、そのような人との触れ合いがあると、力がみなぎり、グッとペースが戻るのです。

フルマラソンを旅に例える人もいます。
一瞬のふれあいですが、これも人との出会いと思って、積極的に感謝を伝えていくと、走っている時間が、さらに充実したものになると思います。

自分を信じて走る

最後に、自分を信じて走ることです。

今回、練習を十分にやらなかったことも含めて、自分を受け入れて、自分を信じて走りました。

前回、35キロ時点でリタイアしてしまった広州マラソンの時に比べれば、準備をしてきました。

前回よりは、良くできる。42.195キロは、完走できると信じて走りました。

広州マラソンで経験した、25キロから35キロにかけて、身体全身に感じた激痛が、また起こるのではないかと覚悟しながら、20キロ、25キロ、30キロと走り続け、30キロを過ぎたあたりから、タイム的にも完走する自信をもって走ることが出来ました。

フルマラソン終盤は、走ってくれる自分に感謝して、5年前 40代の自分のベストタイムを超えらえる手ごたえを持てた時は、嬉しさに包まれて走り、ゴール前では涙ぐんでしまいました。

今回は、私が50代でフルマラソンを初めて完走出来た際に、心掛けたことをお伝えしました。

50代でも、まだまだ身体を鍛え成長していくことが出来ます。

これからも、さらに良いタイムを目指してフルマラソンを走り続けたいと思います。

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