柔術初心者 柔術を通して感じる中国景気

北京生活

こんにちは。
しばたく@北京 柔術初心者です。

日本でも良く報道されていますが、
なかなか中国の景気は回復しません。

コロナ後、中国の国内旅行や飲食業は、
比較的賑わっています。
しかし、コロナが終われば、景気は
きっと良くなると我慢していたのが、
回復せず、閉塞感が強まっています。

こういった中国の景気は、柔術道場の中でも
感じることが出来ます。

今回は、柔術を通して感じる中国景気に関して
お話ししたいと思います。

戻ってこない仲間たち

昨年、北京で厳しい規制が始まる前までは、
道場は非常に活気がありました。

しかし、コロナが明けて道場が再会した時、
多くの仲間たちは戻って来ませんでした。

若く裕福な若者は、景気の悪さから、海外に
活路を見出すために、中国を離れました。

また、北京での競争の厳しさ、職を探すことの
難しさから、北京を離れ地元に帰ってしまった
メンバーも少なくありません。

増えない新規会員

コロナ政策が緩和されて一時期は、新しい
会員さんが増えて行きました。

しかし、最近数ヶ月は体験の人数も減り、
入会する人は さらに少なくなって、
新規会員は、ほどんど増えていません。

柔術のメンバーが増えないのも、中国の若者が
柔術のような趣味にお金をかけなくなって
来ているんだと思います。

今、来ているメンバーは公務員や警察官など、
安定している職業の方が多い印象です。

道場の引っ越し

そして、終に9月に道場が引っ越すことに
なりました。

今までは北京の商業街のど真ん中の
ビルの中にあったのですが、
家賃が値上げされるため、少し離れた
住宅街の地下に引っ越すことになりました。

新しい道場は、かなり殺風景で、寂しく
感じます。

館長によると、どの柔術道場も、今は非常に
厳しい状況ということです。
館長も色々工夫されていますが、我慢の時と
思われているようです。

中国景気は、まだまだ厳しい状況が続くと
思いますが、何とか館長の下、今の環境で
柔術を続けたいと思っています。

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